お金増やす計画net資産運用のやり方>14.リバランスと損益通算

14.リバランスと損益通算

サイトマップ

1番人気SBI証券の活用法
資産運用入門(基礎講座)
  1. 資産運用のやり方
  2. 投資商品の種類
  3. リスク
  4. 資産運用口座一覧
  5. おすすめ本(Books)
どこで、どの投資信託(ファンド)を買うか?
  1. バランス型(国際分散投資)で増やす
  2. 有名な運用会社バンガード投信で増やす
  3. 低コストのTOPIX連動型で増やす
  4. 外国株式MSCIコクサイインデックス連動型で増やす
初心者の資産運用入門
  1. 資産運用 初心者入門
  2. FX 初心者入門
  3. 投資信託 初心者入門
資産運用よもやま話
  1. マーフィーの法則
  2. お金+資産運用
  3. 保険
初心者の資産運用入門リンク集
  1. 相互リンクについて
  2. 相互リンク集
  3. 資産運用でお金増やす
リバランスを行う上で気になること

 リバランスを行うと運用率が上がります。

 しかし
 リバランスを行うには、利益のある投資商品を売却しなければならい時があります。

 その際には、確定申告をしなくてはならない、かもしれません。
 配当・利子などの利益は、源泉徴収されますから、確定申告は必要ありません。価格差損益の利益を確定させなければ、基本的に、確定申告の必要はないのです。
 (一部、例外もあるので、投資商品ごとにご確認を!)

 リバランスを行うために、売却し利益を確定すると、確定申告という事務負担が増えてしまいます。

 それにともない、利益には課税されます。
 納税しなくてはならないため、複利効果は落ちることになります。

 税率は、20%(累進税率の商品もあるが)ですから、
  (リバランス効果による増加運用率)×(−20%)
 になってしまうのです。
 折角、リバランスしても、その効果が20%減になるわけです。

なるべく損益通算できる投資商品でポートフォリオを作成する

 損益通算とは、いろいろな投資商品の損益を、合算して求めることです。
 A −30万円
 B −20万円
 C +50万円
 損益通算 (−30万)+(−20万)+(+50万)=0円
 投資で発生した収益は、0円となるわけです。

 課税される金額は0円。つまり課税されません。

 ところが、損益通算できない商品であれば、50万円に課税されてしまうのです。

 ですから、なるべく損益通算できる商品でポートフォリオを組むと
 余計な税金を納めなくてもよくなるのです。

 損益通算できるポートフォリオの例を2つ挙げてみます。

(例1)[上場株式等] ポートフォリオ
資産クラス 割合 投資商品 課税区分
日本株式 40% 国内株式ファンド
国内ETF
上場株式等
日本債券 10% 国内債券ファンド 上場株式等
(株式投資投資信託)
外国株式 20% 外国株式ファンド
海外ETF
上場株式等
外国債券 30% 外国債券ファンド 上場株式等
(株式投資投資信託)

 国内・外の債券ファンドは、課税上、株式投資信託になります。
 債券ファンドと呼称されていても、公社債投資信託ではありません。
 (もちろん、公社債投資信託もありますが、ほとんどは株式投資信託です)

 資産クラス「外国債券」では、外貨MMF外国債券は、比較的人気が高いですが、これらは、損益通算ができない商品です。
 (税金関連 投資の課税・税金・損益通算

 投資信託やETFの配当は、源泉分離課税で、源泉徴収されます。
 そのため、売却する事がなければ、確定申告する必要はありません。

 配当益と売却損益は一緒に損益通算も可能です。
 そのため、売却があるときは、確定申告すれば、配当を受け取るときに源泉徴収されていた税金を還付してもらえるのです。

(例2)[先物取引に係る雑所得等] ポートフォリオ
資産クラス 割合 投資商品 課税区分 投資最低金額
日本株式 40% くりっく株365
(日経225)
先物取引に係る
雑所得等
85万円/1枚
日本債券 0% なし なし -
外国株式 20% くりっく株365
(FTSE100(英国))
先物取引に係る
雑所得等
50万/1枚
外国債券 40% FX
(豪ドル円)
先物取引に係る
雑所得等
50万円/1万通貨
(5万円/1000通貨)

 このポートフォリオの長所は、、レバレッジをかけれることです。
 レバレッジのかけ方は、人それぞれですが、
 くりっく株365なら1.2倍くらい、FXなら、1.5倍くらいが安全といえるでしょうか。
 もしそのレバレッジをかければ、運用率は20〜50%増になるのです。

 短所としては、このポートフォリオは多額の資金が必要になります。
 とくに、くりっく株365は、1枚だけでは、うまくリバランスが行えません。10枚前後はほしいところです。

損失は確定しても運用資産の価値は変わらない

 リバランスで、
 売却して、すぐに購入しなおせば、資産の価値に変化はありません。

年度 2010 2011 2012
相場 1株= 100 90 100
保有数 10 10 10
株としての資産 1000 900 1000
売却数 10 10 10
現金としての資産 1000 900
(前年比-100)
1000
(前年比+100)
すぐに購入 資産1000
10株
資産900
10株
資産1000
10株

 毎年リバランスで、株を売却して現金にして、またすぐに購入しなおしているとしましょう。

 2011年、元本1000が、株価下落で、900の価値になってしまいました。
 それを売却し現金化すると、900です。
 元本が100減ってしまいました。
 その後、元本900で10株買いなおしました。
 2012年、株価が上昇。株資産の価値は、1000になります。
 それを売却して、現金化すると、1000です。
 元本が、100増えています。
 そこですぐに元本1000で、10株買いなおします。
 最終的に、株資産1000を保有しています。

 一度、損失を確定しても、すぐに株資産を保有すれば、株価上昇とともに資産は回復します。つまり、損失を確定した相場で、すぐに投資しなおせば、資産の価値は減っていないということです。

 だから何なのか、言いいますと…

 リバランスするとき、
 ポートフォリオの割合が増えている(利益のある)投資商品を売却して利益を現金にします。
 その現金で、ポートフォリオの割合が減っている(損失のある)投資商品を買い増します。

 損失のある投資商品をただ買い増すだけでなく、損失のある投資商品を売却し、損失を確定させます。
 その時、利益と同じくらいか、少し損失の方が多いくらいを確定させましょう。
 (損益通算で、利益0円になるので課税されません。)
 (確定した利益以外の配当・利子収入がある場合、この損失と通算できるので、少し多めに損失を確定しておけば、配当益を確定申告で還付できます。)

 そして損失を確定したら、相場が動く前に、すぐに、その商品を買います(買い増す分も含めて)。

 一応、補足しておきます。
 ポートフォリオ内の商品が全て、利益がある、逆に全て損失である、という時は、税金対策としての効果はあまり期待できません。

 最後に
 損益通算のことばかり、気にしすぎないことも重要です。
 例1と例2をあわせた様な(レバレッジなしの投資商品と、レバレッジ有りの投資商品を組んだ)ポートフォリオというのも、意味があるからです。

 レバレッジは運用効率を高めますが、リスクも高めます。
 いろいろ混ぜることが、いろいろなことへの分散効果となります。


 次は、資産クラス別の投資方法のコツについて。
 まずは「日本株式」から、どうぞ。
 ⇒ 日本株式

理論 実践
1.年率と元本割れ
2.低リスクにする方法
3.長期投資
4.複利効果
5.ドルコスト平均法
6.リバランス
6-1.ポートフォリオと投資信託
7.貯蓄する
8.ポートフォリオの作り方
8-1.「簡単」な運用(世界バランス型)
9.インデックス投資
10.外貨投資
11.円貨投資
12.リスクの決め方
13.毎月1万円の積立投資のやり方
14.リバランスと損益通算


 ⇒ 資産運用口座の選び方

銀行口座 金利・サービス比較 証券口座 商品・サービス比較
1.ジャパンネット銀行
2.楽天銀行・証券
3.新生銀行
1.SBI証券
2.カブドットコム証券
FX口座 比較 くりっく株365口座 選び方
1.YJFX!外貨ex
1.カブドットコム証券

資産運用入門(基礎講座) どこで、どの投資信託(ファンド)を買うか?
1.資産運用のやり方
2.投資商品の種類
3.リスク
4.資産運用口座一覧
1.バランス型(国際分散投資)で増やす
2.有名な運用会社バンガード投信で増やす
3.低コストのTOPIX連動型で増やす
4.外国株式MSCIインデックス連動型で増やす

※当サイトは、投資について調べた事や体験した事から、管理人(のりたか)が好き勝手に述べているに過ぎません。投資の責任は投資家自身に帰属します。

(C) 初心者の資産運用入門|お金増やす計画.net