お金増やす計画net>資産運用のやり方>6-1.ポートフォリオと投資信託
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資産運用の成績は、 しかし、ポートフォリオを組むには、ある程度の知識と時間が必要です。 ましてやリバランスを行うとなると、躊躇する人も多いでしょう。 投資信託(ファンド)は、ポートフォリオを専門家(ファンドマネージャー)が組んだ投資商品です。 投資家個人で、ポートフォリオを組む事が面倒な人、よく分からない人は、投資信託を上手く活用することが大切です。 しかも、投資信託を活用する利点は、「面倒くささの軽減」だけではありません。
■分散されたポートフォリオで運用できる 「2.低リスクにする方法」で、分散投資の理論について触れました。 資産運用では、資産は、6つのクラスに分類されます。 ポートフォリオを組む上で、ファンドをどのように利用するかで、資産運用を実践する上での難易度(取組みやすさ)が変わってきます。
表の一番上の難易度「簡単」のファンドは、世界バランス型+その他(不動産や商品先物)へ投資するファンドです。 ■資金が少なくても始められる ファンドを利用する利点は、資金の問題を可決します。 ファンドなら、1万円あれば、分散投資できるのです。 株式を個別銘柄で買うとすれば、1銘柄数十万円。それを日本株だけでも20銘柄以上に投資しないと分散効果がありません。1銘柄50万円とすると、1000万円(50万円×20銘柄)は資金が必要になります。しかもこれは日本株式だけのことです。それを世界で行う必要があるのです。 個別銘柄は、資産家でないと始められないので、どうしても投資信託を購入することになるのです。 世界バランス型ファンドにすれば、1万か2万円あれば、世界に分散投資が完了します。 これだけでも、ファンドを利用する意味があるといえるでしょう。 ■リバランスはプロがやってくれる 冒頭でも触れましたが、リバランスが一番面倒な作業だと思います。 ファンドマネージャーが行うから、運用成績が良くなるというわけではありません。 ファンドマネージャーにやってもらうことで、手間が省けるということです。 これはとても大きな利点だと思います。
資産運用は、「世界」へ投資するべきです。 長期投資は、資本主義経済の本質的な部分へ投資するものです。 日本の人口は、徐々に減少する傾向が現れ始めています。 だからこそ、「世界」へ投資することに意味があるのです。 さて、そこで問題になるのは、世界へ投資するにはどうしたらいいのか、ということです。 世界の株式や債券、不動産に投資したくても、簡単にはできません。 そこで、投資信託です。 投資信託は、投資家の出資金を一箇所に集めて、大きな資金を作り、それで全世界に投資することができるのです。 投資信託に投資しておけば、個人投資家でも、少ない金額で全世界に投資できるのです。 投資信託を使ったポートフォリオなどの具体的な運用方法は、 「8.ポートフォリオの作り方」以降に説明することにします。 その前に、「貯蓄」について述べておきたいと思います。 ⇒ 7.貯蓄する
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