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8.ポートフォリオの作り方

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ポートフォリオとは

 ポートフォリオとは、十分に分散された資産のことです。

 資産運用の運用成績を決めるのは、資産の分散割合なのだそうです。

 ポートフォリオを、どの様な割合で作るのかが非常に重要なのです。

資産クラス
 投資商品の種類を分類すると、5つに分類できます。
 これを資産クラスと呼びます。

 1.流動性資産(銀行預金など、現金化しやすいもの)
 2.日本株式
 3.日本債券
 4.外国株式
 5.外国債券

 これをどのような割合に分散させるかを決めたものが、ポートフォリオ。

ポートフォリオの作り方

1.期待リターンを算出する
 期待リターンは、1990年から2010年の20年間の過去リターンと標準偏差から、「だいたいこんなもんだろう」というザックリしたやり方で算出します。
 期待リターンは、今から20年の平均リターンはどれくらいになるか考えます。
 下表は、わたしが算出してみた期待リターンです。

資産クラス 投資商品 細目 過去リターン 標準偏差 期待リターン
流動性資産 銀行預金 - 0.2% 0% 1%
MRF -
日本株式 インデックス
ファンド
- -3.1% 20.6% 5%
ETF -
くりっく株365 日経225 -4% 21.2% 4〜10%
日本債券 個人向国債 新発10年 2.4% 0.4% 2%
債券ファンド
NOMURA-BPI
- 4.3% 3.7% 4%
外国株式 インデックス
ファンド

または
海外ETF
北米
MSCI
9.2% 16.7% 7%
ヨーロッパ
MSCI
8.2% 19.1% 7%
先進主要
MSCI
8.8% 16.8% 7%
全世界
MSCI ACWI
9% 17.2% 8%
新興国
MSCI(EM)
12% 27.5% 10%
くりっく株365 独国 8% 23.9% 7〜14%
英国 6.5% 17.8% 6〜12%
中国 20.5% 49.5% 7〜14%
外国債券 インデックス
ファンド
主要国
WGBI
4.7% 11.4% 4%
新興国
モルガン EMBI
12.1% 15.3% 10%
外貨MMF 米ドル 2.3% 9% 3%
豪ドル 4.5% 12% 5%
FX
レバレッジ2倍
米ドル 5% 18% 5%
豪ドル円 15% 24% 15%
ランド円 18% 34% 17%
その他 日本不動産
※過去5年間
国内REIT -3.4% 23.2% 5%

 ちなみに、国内REIT(不動産ファンド)は、5年分のデータしか分からなかったのですが、2010年は年率30%もあります。

2.円貨資産と外貨資産の割合を決める
 円貨資産と外貨資産の割合が一番重要です。
 まず、これを決めてから、それぞれの中身を決めます。
 円貨資産は、流動性資産、日本株式、日本債券の3つの資産クラス。
 外貨資産は、外国株式、外国債券の2つの資産クラス。

 外貨資産の割合が大きければ大きいほど為替リスクが高くなります。
 とはいえ、為替レートの変動も、長期投資していれば平均化されていくので心配いりません。
 ただ、短期間で資産運用をやめなければならない事態が発生した時、為替差損をこうむる可能性が高くなります。

 そこで、一つの理想は、円貨:外貨=50:50。

 ポートフォリオの半分ずつになるようにする考え方はよく聞きます。

 50:50にする理由は、
 円高、円安どちらにも対応できるポートフォリオになるからです。

 外貨資産は必ず必要です。日本経済が不調の時は、外国のどこかが好調である可能性が高いです。逆に、外国が不景気の時、日本が好景気ということもありえます。
 そのため「日本を含めた全世界に投資する」という発想が大切なのです。

 外貨資産のもう一つの特徴が、インフレに強いということです。
 インフレとは、物価が上昇し、通貨の価値が下落することです。
 ですから、為替相場では円安になるのです。
 インフレはどこの国でも起こりうる現象です。1〜2%程度の緩やかなインフレは経済成長の証でもあり、歓迎されるくらいなのですが、そのような時、国民の資産価値は減少していくことになります。資産価値を守り、さらに増やしていくには、インフレに強い資産を保有することが有効なのです。

3.株式と債券の割合を決める

 株式と債券は、「逆相関」の関係があり、「株式相場が上昇しているとき、債券相場は下落する」という傾向が見られます。

 また、株式への投資は「ハイリスク・ハイリターン」で、ジェットコースターのような上下動が激しい市場です。
 債券は、株式に比べれば、「ローリスク・ローリターン」で、安定した収入が見込めます。

 この二つへ投資を行えば、価格変動リスクを抑えながら運用ができると考えられます。

 株式:債券=50:50 にするバランス型ファンドも多いです。

 これを基準に考えていけばいいと思います。

 株式の割合を多くすると、より「ハイリターン・ハイリスク」になります。
 リスク(短期的な価格差損の可能性)に耐えられる人は、株式の比率を高めればいいのです。

 ちなみに
 これは株式と債券の比率ですから、債券は日本の債券を含めず全て外国債券しても構いません。そうすると、外貨と円貨の割合が、外貨に偏る可能性がありますが…。それも「あり」でしょう。

4.ポートフォリオを作成する
 まず、流動性資産をどうするかは、人によって意見が分かれます。
 (A案)流動性資産をポートフォリオに入れるが、「生活費2年分」とは別。
 (B案)「生活費2年分」を流動性資産としてポートフォリオに入れる。
 (C案)流動性資産はポートフォリオに入れない。
 ※「生活費2年分」については、「7.貯蓄する」を参照

 A案が安全策で、C案が最もリスクを取る形です。

 B案の場合、最初は流動性資産の割合が高くなってしまう人が多いでしょう。
 だからといって、「生活費2年分」は投資商品へ回すわけにはいきません。
 最低でも「生活費2年分」は確保しておく必要があるので忘れないでください。

 さて、C案でポートフォリオを作ってみます。

資産クラス 投資商品 割合 期待
リターン
計算
日本株式 国内ETF 30% 5% 150=30x5
日本債券 債券ファンド 20% 4% 80=20x4
外国株式 主要国ファンド 25% 7% 175=25x7
外国債券 FX(豪ドル円) 25% 15% 375=25x15
合計 7.8% 7.8
=(150+80+175+375)÷100

 このポートフォリオの期待リターンは、7.8%です。

 それから、標準偏差も加重平均を出しましょう。
 (20.6x30)+(3.7x20)+(16.8x25)+(24x25)÷100
 =1712÷100
 =17.12%
 標準偏差は、変動率でリスクの指標です。
 このポートフォリオのリスクは、17.12%です。

 運用率が足りないと思ったら、投資商品を変えたり、割合を変えたりします。
 そうして、自分が納得するポートフォリオを完成させるのです。

 ちなみに、資産クラス「日本国債」は現在無理してポートフォリオに入れる必要はありません。債券は金利が高い時に買うものです。今の金利は誰が見ても高いとはいえませんね。
 先ほどの例では、債券ファンドで期待リターン4%で計算しました。日本国債をポートフォリオに入れなければ、リターンはもっと上がります。

投資商品を、どう組入れるか

 投資商品はたくさんあるので、何に投資すればいいのか、分からないと思います。
 簡単ではありますが、例を挙げておきます。

(1)損益通算が可能(個人向け国債除く)。500円からの積立可能
資産クラス 投資商品 補足
日本株式 インデックス
ファンド
TOPIXが最も日本市場の平均に近い
といわれている
日本債券 組入れない 国債金利が上昇したら
個人向国債を検討する
外国株式 先進国・新興国
インデックス
ファンド
先進国と新興国の2つへ投資することで
リスクを押さえリターンを増やすことが
できる
外国債券 先進国・新興国
インデックス
ファンド
同上。

 この(1)は、毎月積立による資産運用を考えている人におすすめです。
 リスクを押さえ、世界平均のリターンを得ることを目標とします。
 損益通算については「 14.リバランスと損益通算」。

(2) 長期投資することで、効果がある組合せ
資産クラス 投資商品 補足
日本株式 インデックス
ファンド
この資産クラスに100万円以上の資金を
割り当てられる場合、国内ETFでも良い
日本債券 組入れない 国債金利が上昇したら
個人向国債を検討する
外国株式 先進国・新興国
インデックス
ファンド
多額の資金がある人は、海外ETFでもよい。
新興国ファンドの比率を高くして高利益を狙う
のもよい。
外国債券 FX 通貨ペアは、豪ドル円(高リターン狙い)、
米ドル円、ユーロ円(円安リスク対策)。
外国債券ファンドと併用するのも良い。

 (2)は、FXを入れています(新興国の株式ファンドの比率を高める場合も)。そのためリターンが安定せず、上下動が激しくなると思われます。
 しかし、高いリターンを得られやすくなっています。
 こういう資産運用をハイリスク・ハイリターンというのですが、ここで誤解されやすいので補足をしておきます。
 ハイリスクと言うのは、短期間の投資の場合です。
 長期間の投資を行えば、リスクのブレ(価格変動の幅)は、小さくなっていきます。長期間、投資しつづけられる資金で運用すれば、何も問題ありません。
 若い人が30年、40年先の将来を考えて、長期投資する場合などに適していると思います。

 さて、
 こういう資産運用は、「なんとなく面倒な感じがする」と言う人は、
 次のページも参考にしてみてください。
 バランス型ファンドという、資産運用を簡単にしてくれるファンドがあります。

 ⇒  8-1.「簡単」な運用(世界バランス型)

理論 実践
1.年率と元本割れ
2.低リスクにする方法
3.長期投資
4.複利効果
5.ドルコスト平均法
6.リバランス
6-1.ポートフォリオと投資信託
7.貯蓄する
8.ポートフォリオの作り方
8-1.「簡単」な運用(世界バランス型)
9.インデックス投資
10.外貨投資
11.円貨投資
12.リスクの決め方
13.毎月1万円の積立投資のやり方
14.リバランスと損益通算


 ⇒ 資産運用口座の選び方

銀行口座 金利・サービス比較 証券口座 商品・サービス比較
1.ジャパンネット銀行
2.楽天銀行・証券
3.新生銀行
1.SBI証券
2.カブドットコム証券
FX口座 比較 くりっく株365口座 選び方
1.YJFX!外貨ex
1.カブドットコム証券

資産運用入門(基礎講座) どこで、どの投資信託(ファンド)を買うか?
1.資産運用のやり方
2.投資商品の種類
3.リスク
4.資産運用口座一覧
1.バランス型(国際分散投資)で増やす
2.有名な運用会社バンガード投信で増やす
3.低コストのTOPIX連動型で増やす
4.外国株式MSCIインデックス連動型で増やす

※当サイトは、投資について調べた事や体験した事から、管理人(のりたか)が好き勝手に述べているに過ぎません。投資の責任は投資家自身に帰されます。

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